オセロ Othello 2005 2 15
日本には、オセロというゲームがあります。
世界的には、リヴァーシというのでしょうか。
多少、ルールが違うようですが、ここでは、オセロで話をしましょう。
オセロでは、角を取った方が有利になります。
だから、角に、自分の石を置こうとして、苦労します。
あるいは、ある場所に、石を置けたら、
その他の石も、みんな自分の石に変わることがあります。
アメリカが、オセロで、白い石を置くとすると、
まず、台湾に、白い石を置き、
次に、沖縄に置き、
そして、日本列島に置き、
韓国にも置きました。
ここまで、白い石を置いたら、
北朝鮮にも、白い石を置きたくなるでしょう。
中国にしてみれば、北朝鮮に親米政権ができたり、
北朝鮮が、台湾のようになるならば、
「いっそのこと、・・・・・。」と思うでしょう。
あるいは、中国は、こう考えるかもしれません。
日本列島にある白い石を、黒い石に変えられるならば、
台湾から韓国までの白い石の列が、すべて、黒い石に変わると考えるでしょう。
この「国際オセロ」、あるいは「国際リヴァーシ」の結末は、どうなることか。
こうした国際オセロに、日本の政治家も、日本国民も興味がなく、
政治家は、「誰それが、いくら政治献金をもらったか」で夢中になっていて、
国民は、白と黒の模様があるボールの動き（娯楽）に夢中です。